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2021.04.19 Monday  | - | - | 

月刊ザ・テレビジョン 04年1月号

 



 MONTHLY PEOPLE
夏川結衣×ユースケ・サンタマリア

サスペンスドラマ「あなたの隣に誰かいる」で数々の恐怖に見舞われる夫婦を演じている夏川結衣さんとユースケ・サンタマリアさん。謎が謎を呼ぶドラマの行方をお2人に聞いてみると・・・。舞台裏も暴露する爆笑トークに発展。いったいどこまで真実なのか?ドラマの行方もトークの行方も予測不能!?


ユースケの暴走トークを夏川、いなしきれるか!?

ドラマ「あなたの隣に誰かいる」(火 夜9:00フジ系)で夫婦役を演じている、夏川さんとユースケさん。大人の2人が並ぶと、しっとりすご〜くいい雰囲気!

夏川「そうですか?ユースケさんが撮影中、後ろで何かやらかしていそうな気がして心配で・・・」

ユースケ「やってないですよ〜。ただね、2年前の僕だったら、後ろに立ったときブラジャー外してた。でも、僕も大人になりまして、そういうこともやめましたし」

夏川「(あきれ顔で)・・・だいぶ慣れたんです。どこまで本当でどこからがウソかわからないので、黙って聞いてることにしました(笑)」

ユースケ「それが一番助かります。冗談、真に受けられても困るし」

さすが夏川さん、わかってらっしゃる!逆にユースケさんから見た夏川さんはどんな人?

ユースケ「やっぱり・・・」

夏川「(小声で)冗談はダメよ」

ユースケ「女優ですからね、役によってカメレオンのように変わるワケですけど、すごく可愛い人で。わかりやすくいえば、幸せな頃の梓(夏川)のような、ドラマでは怖い目にばかりあっておびえているけど、実際は竹を割ったようなさっぱりした人で・・・」

夏川「続けて続けて」

ユースケ「あと、楽屋に常に芋焼酎を、それをラッパ飲みしてる。顔に出ないんだなって」

夏川「本気にしちゃダメです」

ユースケ「ちなみに、火野正平さんは昼、一緒に食事に行ったら、ビール飲んでました」

夏川「これは本当です(笑)」

ユースケ「まあ、でも最近は、僕らが別居したりで、夏川さんとも会ってなくて。オレの知らないところで何やってんだ!って話ですよ。いっつも北村(一輝)さんと・・・」

夏川「(笑)」

ユースケ「ただね、見せますよ、地味な男の底力を!ミステリアスな男にひかれる女性の気持ちはわからないでもないけど、それじゃ僕に夢がないんでね。必ずや梓を最後には取り戻しにいく!」

夏川「私もね、撮影しながら欧太郎くん(ユースケ)はかわいそうだなと思ってるんです。次々に災難がふりかかって」

ユースケ「毒盛られてるからね」

夏川「でも梓が数馬(北村一輝)に行くのには理由があるんですよ。欧ちゃんが冷たいとか数馬が危険な男だからとかではない、裏の裏があって・・・。最後になってわかるんですけどね。梓は自分でも知らずにどうしようもないものを背負わされていて。それを乗り越えていくのか・・・」

ユースケ「それとも酒に逃げるのか、どっちなんだって・・・」

夏川「違う違う(笑)運命はめぐるのかっていう。そのへんは見どころになると思いますよ。あと、欧太郎の成長。回を重ねるごとにカッコよくなってるでしょ?家長として男として成長してる」

となると、結末に向けてのテーマは、ズバリ「家族」?

夏川「そうですね。家族とは何か、血なのか何なのかっていう深いところにも入ってくる」

ユースケ「で、またそれを僕らがキッチリやるもんだから、かなり見応えはあると思いますよ」

夏川「大きく出ましたね」

ユースケ「いやいや、僕らがしっかり人間を演じないと、見てる人もワケわかんないと思うんで」

夏川「心の流れだけのドラマじゃないからね。話を進めるための伏線で、あえて言わせるセリフや行動があったりするから、演じる私たちが人間の気持ちの部分をちゃんと理解して演じないと、薄っぺらなものになってしまうので」

ユースケ「そう、それが言いたかった。後半はホラー色が戻ってくるし、毎回起きる出来事や結末に関しての賛否両論、大歓迎」

夏川「欧太郎くんの気持ちで見ると、一番わかりやすいと思います。家族を大事にというところも感情移入できると思うし。ホラーサスペンスであり、ホームドラマでもあるということを承知で、最後まで温かい目で見ていただけたら」

ユースケ「そして、僕のことをもっと好きになってほしい!」

夏川「アハハハ」

ユースケ「夏川結衣ここにアリ!っていうところもね。夏川節っていうのかなあ。結衣イズム・・・」

夏川「もういいです(笑)」


MONTHLY QUESTION
今までで最高のXマスプレゼントは?

夏川「クリスマスや誕生日ってあまりイベントごとをしたことがないんですけど、仕事仲間と食事に行って、その場で突然ケーキが出てきたりすると、その気持ちがうれしい」

ユースケ「僕がもらって一番うれしかったのは、ドラマの仲間からもらった寄せ書き。心のこもったものはやっぱりうれしい。あと茶封筒が立つくらいの現金もいいね〜(笑)」


(取材・文:吉野千絵 撮影:木村直軌)
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2011.04.17 Sunday 11:58 | comments(0) | - | 

キネマ旬報 96年5月下旬号

 

がんばれ!日本映画 スクリーンを彩る若手女優たち

夏川結衣


「空がこんなに青いわけがない」のあっけらかんとしたOLから一転、「夜がまた来る」の彼女を見て仰天した。麻薬Gメンである夫を殺され、ヤクザたちにレイプされ、復讐のために夫を殺した組長を狙うが失敗してシャブ漬けにされてしまう凄惨極まりない運命を辿るヒロイン名美は、彼女―夏川結衣が体当たりで演じきることで聖女の輝きを帯びたように思う。

ラスト、ビルの屋上での修羅場で、名美は復讐の天使として再生し、夏川結衣は女優として筆者の脳裡に強烈に焼きつけられた。有無を言わせぬ気迫を女優の演技から感じることが滅多になくなった現在、彼女は観客たちの卑俗な好奇心を突きぬけて、神話の地平に到達した。

”女優冥利に尽きる”とは「夜がまた来る」の彼女を指して、捧げられるべき言葉だろう。

「藏」の助演は、天使が地上で翼を休める束の間の余韻に見えたが、これとて前作と比較しての話で、勿論尋常な仕事ではない。清楚な佇まいに潜む、その恐るべき女優根性をいつまでも失わずにいてほしい。

(文:野村正昭 撮影:谷岡康則)
2011.04.15 Friday 23:57 | comments(0) | - | 

週刊テレビ番組 93.11.27-12.3号

 
 
People Collection 夏川結衣
夏目雅子さんの鮮烈な印象を壊してしまいそうで怖かった・・・

27歳の若さで他界した女優"夏目雅子"が亡くなって今年で8年がたつ。そんな彼女を偲んで放送されるのが『人間ドキュメント 夏目雅子物語』(12月3日(金)フジ系後9:02)だ。人々の脳裏に焼きついている彼女を演じるのは至難の業ではなかろうか。

「共演する加賀まりこさんや西岡徳馬さんは、実際に夏目さんと会っていらっしゃいます。アドバイスとしては『とにかく明るくね』と言われました。でもそれ以外は何も・・・。知りすぎてしまうとマネてしまうことになり、演じにくくなりますから」

この作品は夏目さんのデビューから亡くなるまでを描いている。

「公人、私人両面の夏目さんの生き方を通して、女優という仕事はいい加減にやってはいけないんだなぁと改めて思いました。台本を読んだだけで、一生涯女優を続けたい、という夏目さんの叫びが聞こえるようで、無念だったと思います。それに皆さんの抱いている夏目さんの印象を壊してしまうかもしれないという不安も。でも、このドラマの中では"女優"の夏目さんよりもむしろ、家族とのふれあいなど、"普通の女性"の夏目さんを皆さんに知ってもらえれば、と思っています」

夏目さん同様、女優として強い志を持っている彼女も、"普通の女性"に戻ればのんびり屋さん。時間に追われるのが大嫌いで、公園にお弁当を持って出かけ、目が覚めるまで昼寝をするのが大好きという女の子なのだから。

「他人にゴマスリができない。損な性格ですよね、この世界では特に・・・。流行にも鈍感で、未だにナタデ・ココを食べたことがないの。美味しい?」

『夏目雅子は最高の素人だ』という賛辞を述べた人がいた。彼女も「そうありたいですね」と語っている。
2011.04.13 Wednesday 18:15 | comments(0) | - | 

GQ 01年4月号

                                                 
 


ZERO-HALLIBURTON  WITH ACTRESS
自然な時の流れに 夏川結衣

モデルからスタートし、92年に『空がこんなに青いわけがない』でスクリーンデビューした夏川結衣さん。以来、クイズやバラエティー番組とは距離を置き、松岡錠司、石井隆といった日本映画界の個性派監督から請われる女優として確かな足跡を残してきた。また、人気脚本家・野沢尚作品をはじめドラマ「青い鳥」などで、清楚ななかに凛とした輝きを放って、男女を問わず熱心なファンを獲得している。

しかし、彼女は女優が天職だなんて思ったことはないという。芝居を続けた結果が現在の自分であり、女優かどうかは他人が判断するものというのが持論だ。

「映画女優を意識していることもないです。台本と監督への興味から入って監督やスタッフと一体になる、映画のその瞬間が好きなんです」とあくまで自然体。

まもなく公開される『アカシアの道』は、繊細で、幾重にも広がるその世界観を夏川さんが絶賛する松岡錠司監督とのコンビ2作目だ。

「近藤ようこさんの漫画が映画の原作なんですが、虐待や不倫といった人間の奥底の痛みを描く彼女の独特の作風には以前から惹かれて読んでいました。しかも今回は、渡辺美佐子さんとの共演が出来てとても光栄でした」

彼女が演じるのは教師の母に女手ひとつで育てられた主人公の美和子。母から優しく愛された記憶のない彼女は、大人になった今もその傷を癒せていない。そんな娘が、アルツハイマー病を患う母と一緒に生活し正面から対峙することを迫られる。言葉の暴力、軋轢や葛藤が、きりきりと見る者の胸をえぐるドラマだ。

「精神的に追い込まれ、母親の看病にも疲れ、一旦は殺そうとしながらも、一緒にアカシアの小道を歩いていく。演じる前は、これで解決したの?という問いがひっかかってました。アルツハイマーでなければ言葉で解決できるけど、この病気のせいで話し合いでの和解を諦めざるを得ない。母親の思い、美和子の思いは違う方向に向いているんです。解決しきれない、そしてこの先もわからないけど、それでも一緒に歩いていこうと決意する物語なんだと解釈しました」

暗いトンネルを抜けアカシアの花が咲く緑の小道で再生するまで、観客は美和子とともに人生を旅することになる。

「旅といえば、2泊3日で温泉に行って、1日に5、6回はお湯につかって、電車で帰ってくるのが好きです。ご褒美みたいな旅ですね」

透けるような白い肌に瞳をキラキラさせて話す夏川さんは、姿こそスクリーンよりもさらに華奢だが、話し出すとその印象がちょっと変わる。
そんな彼女の『アカシアの道』に続く出演作は『幻の光』『ワンダフルライフ』の是枝裕和監督作『Distanceディスタンス』。浅野忠信、ARATA、寺島進といった気鋭の個性派男優との共演で、どんな新しい表情を見せてくれるのだろうか。

(青木淳:写真 久保玲子:文)
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2011.04.10 Sunday 14:01 | comments(0) | - | 

TVガイド 98.7.18-24号



 PEOPLE 夏川結衣
今はわかりませんけど自分にとって
何かのきっかけになるかもしれませんね

 夏川結衣という女優に人はどんなイメージを持っているだろう?おそらくいろいろな答えが返ってくるはずだ。そんな彼女だからこそ「結婚前夜」(NHK総合)の奈緒という複雑な役ができたのかも?

化粧品のCMで見る健康的な笑顔を想像していたら裏切られた。真っ黒の長いワンピースに長い黒髪、薄い色のサングラスをとると、なぜかアンニュイな表情でうつむいている。感じが違う・・・。

「あ、よく言われるんです。」

そう言って笑うと、CMと同じ笑顔になった。ここまで我々のイメージを"裏切れる"違った顔ができるのだから、いろいろな役に自分を染めることもできるはずだ。今回のドラマのように婚約者の父親に惹かれてしまう複雑な女性とか・・・。

「雅人(ユースケサンタマリア)がいながら、その父親(橋爪功)にも強く惹かれていくってだけでも結構意外な展開でしょう。特に結末をどう成立させるかで黒沢(直輔)監督もかなり悩まれて・・・。」

撮影中にもまだそのシーンまでいっていないのに「どう思います?」と監督から質問され続けたという。

「今そのシーンじゃないから勘弁して欲しいなって思うんですけど、ずっと考えてらっしゃるんで(笑)。ただ、今回の脚本は監督によっていろんなふうに撮れる本。話の内容は結構悲劇なんですけど、監督は喜劇にしたいって。その意味で黒沢監督は難しい手法を選ばれたと思います。」

難しい分、監督、共演者とのディスカッションも増え、しまいにはスタッフ全員が監督のようになってしまったらしい。

「本を読んだみんながいろんな思いがあって、『こうして欲しいんだよね』って話しかけてくるんです。面白いですよね。」

楽しそうにクスクス笑う。スタッフが要望を言ってくるほど、現場では"全員参加"の雰囲気にあふれていた。そして、彼女にとってそんな現場が楽しくて仕方なかったようだ。

「ほんとスタッフの方ともよくしゃべりましたね。気がついたら照明さんとかも名前で呼ぶようになってましたから(笑)。いつもそうだったらいいなと思うんですけど、現場に行くのが楽しい仕事でしたね。眠いからイヤだな、とかまったく思わなかったし(笑)。撮影が終わって少し寂しくなっちゃったぐらい・・・。」

ひとりの女性の複雑な心理、ラストの描き方、そして全員参加の製作手法・・・。初物づくしのドラマだった分、当然彼女に与える影響も大きかったようだ。

「今はわかりませんけど、自分にとって何かのきっかけになるかもしれませんね。」

その成果は次の作品か、それとももっと先で見られるのか?いずれにしろ、また新たな顔を手に入れたということだ。そしてまた我々を"裏切る"んだろうな。


KEY WORD
結婚
「なんか今はやりですよね(笑)。ちょうど30歳になったんで、ちょっと考えなくもないんですけど。まわりの俳優さんとかが『1回はした方がいいよ。ダメなら別れればいいんだから』って(笑)。すると思いますよ、ていうか、したい!」

趣味
「基本的に不器用で。だから『趣味・スキューバ』というよりも貝殻掘りとか、潮干狩りとかの方が似合っている(笑)。器用だったら何でもやると思うけど。」

(photo=Masahiro Yoshida  text=Yuji Ito)
2011.04.09 Saturday 20:52 | comments(0) | - | 

TVガイド 92.8.15-21号



WHO'S SHOT 夏川結衣
咲き分けて"七変化"。いかようにも人も目を惑わす妖美のひと

 ブラウン管の向こう側で、幻想という商品を売る生業のひとに実際に会うと、見事だまされましたデス、と恐れ入ることがたまにある。結衣クンの場合がそう。『とらばーゆ』のCMで見せた振り向きざまのキツイ視線にたじろぎ、一筋縄じゃいきそうもないタイプと決め込んで肩に力を入れて待ち構えていたら、れれれっと拍子抜け。取材をした喫茶店では店中のお客が振り向く大声で「すいませ〜ん」とウェートレスを呼ぶし、スタジオではガニ股パフォーマンスでおどけてみせる。
 
 「黙ってると怖いと言われる」くらい端麗な顔立ちからは想像だにできない振る舞い。なんだ、とってもいいヒトじゃない。
 
 「フジテレビの『愛という名のもとに』に出た時は『サッポロ冬物語』のCMが脚本家の方の目に留まったのがきっかけだったので、スタッフは私のことをお嬢様タイプだと思ってた。CMと雰囲気が違うねって言われました」と"七変化むすめ"結衣クン。「モデルとしては個性がないと言われる」そうだけど、その分、いろんなヒトにはまりやすいのかもしれない。
 
 友だちに誘われてモデルのバイトを始めたのは結衣クンが高校生のときだった。休日、熊本から福岡に出かけて仕事をした。
「チラシから何からやりました。地方のモデルって大変なんですよ〜。1日100点撮るんです。表情うんぬんより、あと30点という感覚。靴はヒールからフラットまで、白黒ベージュと自分で揃えて、こーんな大きなバッグに入れて持って行くんです。アクセサリーも自前、メークは自分でやってました。」それが当たり前だと思っていたからつらくはなかった。そして、この時代があるから結衣クンはトップモデルになった今も自分を飾れない。




できないからダメじゃなく、それならどうする、とプラス志向の道を探す。

 自分を試そうと心に決めて上京した結衣クンは、まず荷物のいらない東京の仕事の身軽さに驚いた。
「お金のケタがちがうのにもびっくりしました。写真もアカ抜けてる。田舎くさいと思いますよ、昔の私。」
同時に「東京のモデルさんがあんまりキレイなので、打ちのめされました。」
ギンギンの熊本弁だった結衣クンは、方言コンプレックスでも落ち込む。

 「"ばってんねー"とか"〜ばい""スースーすんね"とか言ってみんなに笑われました。標準語を話そうとすると、のろくなって自分でもワケわかんなくなるから人前ではしゃべらないようにしました。でも、今は方言を武器にしてます。周りもみんな田舎モンじゃんとわかると平気になったんです。」

 東京での目標は雑誌に出ること、夢は資生堂のCM出演だった。
「『ノンノ』に出た時はすごく嬉しかった。」
そして今年は夢が実現した。
「自分で言うのもなんですが、私はやる気がありました。資生堂をやりたいと公言する以上、努力してきたつもりです。肌のケアは欠かさずやってきました。でないと若いコに仕事をとられちゃいますから。」

 モデル業が納得ラインまできた今、結衣クンは新たな課題と向き合っている。
「ドラマをやったとき、悔しいくらいできなくて恥ずかしかった。そのあと、すぐに映画の仕事に入ったら、今度はたたきのめされました。言われたことができず、怒鳴られて何度も泣きました。」
中学校以来5、6回十二指腸潰瘍をつくったほど神経過敏な結衣クンは、撮影現場で沈み込み、人と話すことができなくなった日もあった。励みとなったのはモデル仲間の助言。
「友達には恵まれてるんです。私がグチると"やめたければやめたら。誰も止めない、止めて責任持てないから"とグサっとくることを言うんです。」
できないからダメじゃなく、それならどーするのか、とプラス志向になることを教えられた。
「作品には満足してます。でもこのままではイヤ。演技の基礎を勉強していきたい。」

 モンダイの映画「空がこんなに青いわけがない」はこの秋に公開予定。恥ずかしさを乗り越え、大泣き、大笑いするヒロインを演じるなかで、初めて生身の結衣を垣間見せる。

(photo=Noboru Mitani  text=Ikuyo Sato)

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2011.04.05 Tuesday 22:58 | comments(2) | - | 

週刊ファミコン通信 93年6月18日号



こんにちはロケ地から 夏川結衣
象にベタベタされちゃった!?結衣ちゃんの象初体験談なのだ

あの、さくらももこが脚本を書き下ろしたドラマ「谷口六三商店」。ごく普通なようで、なんか妙な雰囲気のあるこのドラマで、長女明子を演じる結衣ちゃん。そんな彼女がいるロケ現場に行って、こんにちは、してきたのだ。

―ロケ現場は楽しい?

結衣 現場はいつも楽しいですよ。劇中で歌を歌うシーンがあったんですけど、ヘアメイクさんたちもいっしょに大合唱したりなんてこともあって。ドラマのなかはもちろん、撮影中も笑いが絶えません。

―"笑い"と言えば、今回の明子役にはかなり笑えるシーンがあるよねえ。すごくユニークなキャラクターだなって思うんだけど・・・・・・。

結衣 どんな形容詞もあてはまっちゃいそうな、ヘンな性格、だと思います。でも珍しいというのではなくて、どこにでもいるっていう感じ。どんな女のコにも明子的要素があるんじゃないかな。

―第3話で本物の象が出てきたけど、間近で見た感想を聞かせて。

結衣 子象と聞いてたのに、大きくてビックリ!ハナで顔をベタベタやられたりして少し怖かったんです。でも、とってもカワイイ目をしてましたよ。

演技はまだまだ勉強中、という結衣ちゃん。明子役の感想を送って応援しようぜ!
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2011.04.03 Sunday 11:27 | comments(0) | - | 

母とママと、私。

Flowerちゃんのブログを見てて、どうしても見せたくなった写真がありまして。
それだけだと何なので、2007年1月に放送された「母とママと、私。」の記者会見の新聞記事を持ってたので、ここに載せます。
(当時何新聞とか記録してなかったので詳細不明です、すみません)



岸、夏川、吉行”豪華な共演”

谷本美弥子著「小春日和」約2000作品の中から選ばれドラマ化
3人の濃密な会話に注目

テレビ朝日系列で放送される第6回文芸社ドラマスペシャル「母とママと、私。―10年目の再会―」(28日午後2時〜3時25分)の試写・記者発表が12日、都内で行われた。共演する岸恵子、夏川結衣、吉行和子が出席、ドラマに対する思い入れを語った。

「人々の心に優しく響くドラマ」を目指し、文芸社とテレビ朝日がメディアミックスして送り出すドラマの第6弾。今回は谷本美弥子著「小春日和」が約2000作品の中から選ばれドラマ化された。

舞台は”日本のエーゲ海”と呼ばれるほど美しい瀬戸内海が広がる岡山県牛窓町。小春日和の穏やかな海と、歴史・伝統と新しさが見事に調和する街だ。そんな中で「母とママと、私。」の10年ぶりの再会劇が、濃密な会話と伴って展開される。

牛窓で結婚生活を送る藤本千恵(夏川)の元に、小谷貴子(岸)が訪ねてくる。思春期に養女に出された千恵の生みの親、結婚式以来10年ぶりの再会だった。なぜ今になって母が訪ねてくるのか、真意の分からないまま不安にかられる千恵。一緒に貴子を迎えたのは、14歳の頃から千恵を養女として育ててきたママ・笹木露子(吉行)だった。露子もまた、貴子の来訪に恐れを感じていた。貴子が千恵との縁を取り戻しに来たのではないかと考えていたのだ。

3人の緊張をはらんだ微妙な会話、それぞれの母娘の会話から耳が離せない。来訪の本当の理由は・・・。

毅然とした実母を演じる岸は「私も大事に思っている1人娘がいます。会話の重さを感じました」と振り返る。育ての親の吉行は「実の親と娘の緻密なセリフのやり取りに、ジャブを入れる役。それでいて私自身も女っぽい。思い切りやらせていただきました」と言葉に力がこもった。
2人の母の娘を演じる夏川は「難しい本(脚本)だなと正直思いました。でも吉行さん、岸さんとご一緒できる機会はこれを逃したら2度と巡ってこないだろうと。緊張しましたが・・・満足です」と語った。

3人の実力派女優がそれぞれの持ち味を存分に発揮している。
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2010.11.21 Sunday 16:25 | comments(2) | - | 

表紙たち

もう手に入らないだろうなと思っていたマルコポーロを先日手に入れて、ふと思いました。
夏川さんって雑誌の表紙をどれくらいやってるんだろう?
というわけで知ってる分を全部挙げてみました。


・Kelly91年3月号(東海地方情報誌)



・JJ92年7月号



・MARCO POLO92年10月号



・CADET92年11月号



・CREA93年3月号



・CanCam93年9月号



・週刊ポスト94年10月26日号



・ステラ98年7月25−31日号



・ステラ08年4月19−25日号



・サンデー毎日08年6月8日号



・おい街10年6月号(北九州情報誌)



・週刊朝日10年6月25日号




91〜94→98→08→10と結構飛んでる部分もあるけど、なんか歴史をギュッとまとめた感じになりましたね。
個人的にびっくりしたのはJJとCancam。昔は専属モデルが表紙をやってたわけじゃないらしい。
地方誌2冊に全国誌10冊で、思った以上に少なかったです。知らないだけで探せば週刊誌とかはもっとあるのかもしれません。
夏川さん世代向けの雑誌の表紙がないのが不思議。これから増えて欲しいところです!

2010.10.03 Sunday 19:16 | comments(2) | - | 

non-no 91年9月20日号




これって夏川さんですよね??
91年のnon-noに載ってた「synergy」の広告です。 
synergyは資生堂のサロン専用ヘアケア製品らしい。
夏川さんのお仕事情報を調べてみても、これに関しては全く引っかからないんですよ。
それが気になってるところで。間違いはないと思うんですが。
モデル時代はこういう知られてないのもいっぱいあるのかもしれないですね。

ツイッターで聞ける環境にはあるけど、聞く勇気ありません(笑)
2010.07.05 Monday 22:49 | comments(0) | - | 
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